スターベース東京のブログ

スターベース東京のブログです。店頭の様子や機材情報を中心に書いていきます。不定期更新。

【ε-180ED】超速写&鋭像が魅力!天体望遠鏡界の「ゴーニッパ」

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しし座の三つ子銀河 2019年5月3日 福島県下郷町して撮影

 

◇概要

ε-180ED焦点距離500mm / F2.8の鏡筒です。副鏡(斜鏡)の遮蔽を考慮した実効F値は3.1ほどとなります。
ε-130Dに比べると2まわり近く大きく重いのですが、その圧倒的な速写性と隅々までシャープな像質の高さを評価され、発売以来多くの皆様にお使いいただいております。最近のカメラの性能向上によって「Fの明るさは必須ではない」時代になってきましたが、それでもやはりFの明るさがもたらす恩恵は確実に存在します。淡い対象を丁寧に撮る場合だけでなく、雲の流れる夜、各対象にあまり時間を割けない夜などには、実効F3.1のε-180EDが大いに活躍するでしょう。

 

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ε-180ED + Canon EOS6D(IR改造) ISO-2000 240s jpeg撮って出し

 

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ε-180ED + Canon EOS6D(IR改造) フラット画像(仮)

 

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ε-180ED + 実写画像(撮って出し)

※10年以上弊店にて展示している個体での撮影です。その間さまざまに使ってきましたが、光軸は一度も修正せず今回のテスト撮影となりました。
光軸やスケアリングが少しずれてしまっているのはご容赦ください。それでも星像が非常に「鋭い」ことはご覧いただけると思います…!(2022.03.11追記)

 

 

ε-180EDは星の収束が大変良いので、明るい星に出る十字の光条が最もはっきり見える位置で、明確にピントの山がわかります。また下記のようなメリットも感じます。

・星に色ずれや色ハロがほとんど見えないので、星を点として素直に表現できる

・星の占める面積が少ないので星々の背景にある構造がよく見える

・暗い星はしっかり小さく、明るい星は光条を伴って大きく写るので、星々の明るさ関係が写真に写る大きさにきちんと現れ、宇宙の奥行き感を感じやすい

・光条に星色が乗るので、HDR的手法を使わなくても星の色を表現しやすい(スパイダーを持つ光学系に共通して言えることですが…)

 

一眼レフデジタルカメラではミラーボックスのケラレが避けられず、PC白画面に筒先を当てるだけの簡易フラット補正ではこれをきれいに補正できません。フラット補正に関しては工夫が求められます。

鏡筒としてはかなりのシャープさを持っていますので、小型センサーの(そして、ミラーボックスのない!)冷却CCD/CMOSカメラを使った深宇宙の撮影にも活躍できるでしょう。たとえば本記事の作例で、マイクロフォーサーズ相当にトリミングすると

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マイクロフォーサーズ相当にトリミング

このくらいの画角を得られます。Fの明るさと隅々までシャープな星像を高次元に両立させたい方へ、ε-180EDはきっと大きな力になってくれると思います。

 

 

【ε-130D】小型・速写・フラットが合う!安定して結果を出せる黄色い鏡筒です

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はくちょう座サドル付近 2019年5月4日 福島県下郷町にて撮影

 

◇概要

ε-130D焦点距離430mm / F3.3の鏡筒です。副鏡(斜鏡)の遮蔽を考慮した実効F値は3.8ほどとなります。
実は眼視にも使えますがメインの用途はやはり天体写真です。εはさまざまな面で「暴れ馬」だと言われますが、このε-130Dは小型・コンパクトで光軸も狂いにくく、フラット補正も小口径屈折望遠鏡並みに容易で、実に使いやすい鏡筒だと感じます。持ち前の速写性と焦点距離の短さから、オートガイドなしでも星を点として写しとめられる可能性も高く、はじめての天体写真用機としても安定した成果を出していただける「身近な」存在になると思います。

 

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ε-130D + Canon EOS6D(IR改造) ISO-3200 300s jpeg撮って出し

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ε-130D + Canon EOS6D(IR改造) フラット画像

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ε-130D + Canon EOS6D(IR改造) フラット画像

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ε-130D + Canon EOS6D(IR改造) 等倍画像



実写してまず驚いたことが「フラットが簡単に合った!」です。PCのモニターに白画面を表示させ、そこに白い紙を1枚当てて鏡筒先端を押し当て、カメラ回転方向とピント位置は撮影時のままにして得たフラット画像が、ミラーボックスのケラレ箇所を含めほとんどピッタリ合い、まるで小型屈折鏡筒のフラット補正をしているかのように快適に画像処理に進むことができました。ε-130Dはフラット補正が(そんなに)難しくない!これは皆様にもお伝えしたい本製品の大きなアドバンテージです。

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フラット補正、コンポジット後の画像を160←黒、175←白で切り詰め。PC白画面を利用した簡易フラット画像でも、ミラーボックス(EOS6D)のケラレも含めてほぼ正確に補正できました

 

また、今回の撮影に用いた鏡筒は店頭で6年間展示していたものです。今まで何度も鏡筒バンド着脱・移動運搬をし、ミラーにもホコリが視認できるような状態での持ち出しでしたが、ご覧のとおり全面にわたりほとんど均一・シャープな星像が得られました。

ちなみに、この撮影時の光軸は

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本作例撮影時の光軸状態。

このような状態でした。光軸の追い込み具合と星像の関係の目安としてご参考にしてください。

※これは鏡筒を筒先が上を向くように立てて撮影したもので、接眼体や銘板の取り付けられた「正面」の向きから「まっすぐ」覗いた状態とは見た目が90度回転しています。

 

構造上、輸送等によって光軸がずれる可能性はゼロではありませんが、それでも元来イプシロンシリーズは頑丈な構造なので、心配は少ないほうです。

もし光軸がずれても/鏡面清掃の後は、本作例くらいの星像の状態でよければ、完全に厳密に光軸を追い込む必要はありません。※もちろん、さらに光軸を追い込んで、星の形の均一性を高めることもできます!

 

 

反射系特有の「星の色乗りの良さ」(十字の光条へ色がにじみ出るので星色の表現をしやすいように思います)、実効Fでも4を割る明るさ、それにEM-11にも搭載可能な軽量コンパクトさが魅力のε-130D鏡筒は、天体写真を撮りたい皆様にお勧めできるトータルバランスに優れる製品です!

 

PM-1を1軸コンパクト赤道儀として使うためのアダプターのご紹介です

こちらのページにてご紹介していたタカハシの

PM-1 極軸体用35ピッチアダプター」が、この度当店ネットショップに掲載となりました。PM-1の赤緯体を外し、このパーツを代わりに取り付けることで、PM-1をPM-SPのような形で使うことができるようになります。この状態での重量は約3.6Kg。コンパクトな高剛性・高精度赤道儀として星景・星野写真に使いやすくなります!

 

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価格は税別7,500円です。お求めはネットショップからどうぞ!

【M-210+μフラットナーレデューサー】すごいぞミューロン!クローズアップ撮影の楽しさをあなたに

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M51子持ち銀河 2019年4月13日 長野県小海町にて撮影 (APS-C相当にトリミングしています)

 

◇概要

M-210(ミューロン210)に「μフラットナーレデューサー」を併用すると、焦点距離1961mm / F9.3 / イメージサークルΦ30mmになります。

「ミューロン」といえば眼視中心像のシャープさとメンテナンスの容易さ(主鏡部分を取り外しても光軸がほとんどズレない=後日詳しくご紹介予定です)がウリですが、対応補正レンズを取り付けることで一眼デジカメや冷却カメラでの本格的な天体撮影にも対応できるようになります!先日のM-180Cに引き続き今回はM-210での撮影結果をご紹介します。

 

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M-210+FLRD+Canon EOS6D(IR改造) ISO-6400 360s jpeg撮って出し

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↑の1200ピクセル四方切り出し[等倍]。気流に恵まれれば良く写ります。6分間のオートガイドで星も流れず写し止められました

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M-210+FLRD+Canon EOS6D(IR改造) フラット画像

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上の画像のフラット補正後(1枚・画像処理なし)。イメージサークルの外は星像こそ乱れませんがノイズが持ち上げられて目立っています

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上の画像を16枚コンポジットして画像処理したもの(総露光96分)。35mmフルサイズのカメラでトリミングなしでもこのように楽しめます

 

 

 

・スポットダイヤグラムの示す通りの星像が得られています。周辺部では星が∧型に写りますが、よほど拡大して見るのでなければ気にならないと思います。それよりも中心像のシャープさは「やはりミューロン」と言うべき期待通りのもので、気流に恵まれれば銀河や星雲のかなりの詳細まで写し取ることができます。

 

・周辺減光は「PCの白画面に紙を敷いて、そこに筒先を当てて撮る」フラット画像でほとんど綺麗に補正できました。Φ30mmのイメージサークルまでは基本的にはこの方法で問題ないと思います。

 

イメージサークルを超える35mmフルサイズのカメラでも全面に渡り撮影を楽しめます。ただしイメージサークル外の最周辺部では減光が激しいので、そこはトリミングで切り落とすか、または十分な露光時間(できればトータル2時間以上)をかけてノイズを減らすか、工夫が求められます。

 

・オートガイドは先日発売の「ミューロン180/210でオートガイドするためのアリガタ」併用が有効で、このパーツ+ZWO 30mmF4ミニガイドスコープ+M-GENを使ったこの日のテストではズレ量は「2時間で17秒角ほど(EOS6Dでは25ピクセルほど)」でした。これは鏡筒内部に由来する(主鏡のスライド機構や副鏡を吊っていること?)と思われ、防ぐことはできませんが、ミューロン180/210は元々が眼視用の鏡筒ですので「補正レンズ併用でここまで写る」という結果のほうを肯定的に捉えていただきたいと思います。また、最近のデジカメを使えば感度を上げることで各コマの露光時間を短くし、星が流れないようにすることも十分可能ですから、この点は克服可能です。

 

・M-180Cではスパイダーが3本なので6本の回折光条が発生しますが、M-210ではスパイダーが4本のため回折光条は4本(天の東西南北に対して+ではなく×型)写ります。ピント合わせはこれが最もハッキリする位置を目安にできるので便利です。

 

 

最後に、薄明開始後にあわてて撮った夏の天体たちもご紹介します。眼視にも撮影にも、Mewlon-CRSだけでなくM(ミューロン)も良いですよ!!

 

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M-210+FLRD+Canon EOS6D(IR改造) ISO-3200 360s マイクロフォーサーズ相当にトリミングあり。1枚撮り、強調処理等なし

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M-210+FLRD+Canon EOS6D(IR改造) ISO-4000 360s マイクロフォーサーズ相当にトリミングあり。1枚撮り、強調処理等なし


 

 

 

 

 

おかげさまで第一ロット完売です!

先日発売となった「ミューロン180/210でオートガイドするためのアリガタ」ですが、ご好評につき第一ロット完売となりました。

 

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メイン鏡筒の下に「コバンザメ方式」でガイド鏡を取り付けるための長アリガタです。

以前こちらの記事にてご紹介していたものが製品化したことになります。スタッフの個人的な使用希望から生まれたオリジナル企画品ですが、一度その効果を知ってしまうと戻れなくなる魅力があると思っています。

 

以前もご紹介しましたように、ミューロンのような形式の鏡筒では、このような方法での完全なオートガイドは困難です。それでも「かなりいい線までいける」ので、ミューロンで銀河などの撮影をしたい!という方にはぜひおすすめです。

※先日M-210+フラットナーレデューサーを用いたテストを行いましたが、その時は上画像のようなオートガイド方法にてEOS6Dで6分間/コマの連続露光を行った時の成功率は8割程度でした。露光開始から終了までの2時間で約25ピクセル分だけ画角がズレていきましたが、最近のカメラの高感度特性に助けられて、各コマ数分程度であればほとんどズレが気にならないと思います。

 

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M-210+FLRD+Canon EOS6D(SEO-SP4)+EM-200 FG-Temma2Z、オートガイドはZWO 30F4MiniGuideScope+M-GENを使用しました。 ISO-6400 360秒、 中央500ピクセル四方切り出し(1枚撮って出し)

 

こちらの結果は後日別記事にてご紹介予定です。ミューロン180/210でオートガイドするためのアリガタはご予約受付中、次ロットは5月中に完成の予定です。ぜひご検討ください!

【5/21追記】5月分のロットも予定数に達しました。次回ロットは7月完成を見込んでおります。

【2020/6/22追記】在庫は十分数ございます。ご注文をお待ちしております。

 

NEAF2019の様子(タカハシブース)

続きましてNEAF2019でのTakahashi Americaのブースの様子をご紹介します。

 

 

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準備日の様子。

STARBASE80は今回が初アメリカ出展でした。他ベンダーの方々やお客様から、予想を超える高評価をいただきました。当製品はタカハシ製ではありませんが、それをお伝えしたうえで、皆様の意見はおおむね

・覗き穴式ファインダーは気軽な月惑星観望には便利でよい

・全体重量約6.2kgと大変軽量で驚いた

経緯台部分は頑丈(solid)で好感が持てる

・タカハシカラーなので好き

・以上を踏まえれば中国製の入門機よりも高価格な設定は問題にならない

と一致していました。

 

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FSQ-106ED。

FSQ-106EDには常に人だかりができていました。アメリカ版のカタログでは「フラッグシップ」とされているこの鏡筒は、(大型機に比べれば)広い写野を得られること、その全面で「砂粒を撒いたような」シャープな星像を得られることから、アメリカの天体写真ファンの間ではあこがれの鏡筒になっているようです。

 

 

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ブースの様子。

奥にあるのはTOA-130NFBです。眼視用としての中心像のシャープさはすでにアメリカの天体ファンには知れ渡っていますが、実機を触ってみてスライドフードの質感の高さに驚かれる方が多くいらっしゃいました。

左手前のFOA-60+EM-11。アメリカでは特に鏡筒が注目されています。FOA-60はコンパクトさと眼視像のシャープさを兼ね備えた高品位機種として、またエクステンダーを組み込んでFOA-60Qにしたとき「F15」という昔ながらのスペックになることが、多くのアメリカ天文ファンに注目されていました。

 

 

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タイムズスクエアでのゲリラ観望会。

NEAF1日目の夜は快晴だったので、タイムズスクエアで行われた観望会にTakahashi Americaとして協力しました。ビルが多く目が暗順応しないため、肉眼では星がひとつも見えない環境でしたが、なんとか望遠鏡の視野に明るい星を導入して見てもらえました。通りすがりの皆さんが狭い空を見上げて「こんなところでも星が見えるのか!」と驚いていました。なお警察等への事前申請は済ませてありました。

 

 

NEAF2019の様子(写真多いです)

開催から時間が経ってしまいましたが、NEAF2019の様子をご紹介いたします。たくさんの写真を載せますのでページが重くなりすみません…!

 

 

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ベンダーが宿泊するオフィシャルホテルです。

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ホテルの様子1

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ホテルの様子2

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会場全景。大学の体育館を使っています

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屋外ではさまざまな機材を使った太陽観察会が開かれていました



 

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DiscMounts。大型ディスクによるフリクションを利用した経緯台の展示です。

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Telescope Support Systems。鏡筒バンドや長いアリガタの展示がありました。

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ASTRO-PHYSICS。EM-500以上クラスの赤道儀が目を引きます。

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Sky Watcher。大型ドブソニアンのまわりに来場者が集まっていました。

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STARLIGHT XPRESS。冷却CCDカメラの展示です。

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APM。たくさんの双眼鏡の展示があり、一部は実際に覗いてみることができました。

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WILLMANN BELL。普段見ないような数センチ厚の天体観望ガイド書籍がたくさんありました。

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QUESTAR。いくつかの製品を実際に覗くことができました。

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アンティー天体望遠鏡の展示コーナーです。

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Tele Vue Optics。外見キズ有品の大セールも行っており盛況でした。

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QHYCCD。中判センサー採用の製品は販売価格300万円くらいになりそうとのことです。

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こちらもQHYCCD。16bitフルサイズセンサー搭載のモデルは今夏発売予定だそうです。

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LUNT solar systems。奥の大型望遠鏡がひときわ目を引きます。

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High Point Scientific。販売店です

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Optlong Optics。主要波長とその近傍のみを透過する新製品「L-eNhance」を近日発売とのことです。

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CLOUD BREAK OPTICS。天体写真関連用品を得意とする販売店です。

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DARK SKY NEW MEXICO。条件の良い観測地でブース(ピラー置き場)を月額5万円ほどでレンタルできるサービスが売りです。現地に滞在もできますがリモート制御が主だそうです。

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QSIとATIK。ハイエンド/ミドルターゲット向けの天体用冷却カメラブランドです。

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天文グッズ屋さんも出展していました。

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天体観望にかんする書籍が多くあります。

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天体写真の解説ディスクも複数種ありました。

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クラシック天体望遠鏡の展示です。常に人だかりができていました。

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VERNON SCOPE LLC。ヌケが良くコントラストの高いMade in USA「ブランドン」アイピースのメーカーです。

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Finger Lakes Instrumentation。ハイエンド冷却CCDカメラで有名です。

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ADM。アリガタのメーカーです。展示ではFSQ-106EDを使ってくださっていました。

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Daystar。ダブルスタックHα太陽望遠鏡「SS60-ds」会場価格$695 が目を引いていました。

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Celestron。大きなブースにたくさんの展示機を並べていて迫力がありました。

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William Optics。現在RedCat51 f4.9は世界的にたくさんの受注があるそうです。展示の架台はRAINBOW ASTROのもの。

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Innovations Foresight。近赤外光を利用した「オンアキシス」システムで、ガイドとフォーカス追従をリアルタイムで行います。

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Explore Scientific。広くて見やすいレイアウトで、ふだん見る機会の少ないトラスドブの展示もありました。

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Hercules Telescopes。ハーモニックドライブを使った巨大な架台と巨大な鏡筒がひときわ目を引きました。

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Planewave Instruments。30cm~より大きな天体写真用反射鏡のメーカーです。

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Moonlite Telescope Accessories。接眼部交換型のオートフォーカス/回転装置です。写真はFSQ-85EDの場合。

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PCから制御もできますが、本体のノブを回して微調整&本体のモニターで確認もできます。

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MEADE INSTRUMENTS。特にドブソニアンが来場者の目を引いていました。

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Avalon Instruments。赤道儀+三脚の一式をバッグに入れて両手で持ち運べるような軽量設計が特長です。

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iOptron。マクストフカセグレンやトラスRCの展示もありました。

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First Contact。塗って乾かして剥がすだけでレンズ・ミラーの清掃ができる製品です。

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Pegasus Astro。ギリシャ製の高品質で汎用性の高いオートフォーカサーの展示です。

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ZWO。フルサイズ16bitセンサー搭載のモデルは今秋登場予定、予価50万円くらいだそうです。

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Practical Astrophotography Magazine。天体画像処理にかんするオンライン雑誌(無料)です。

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イベント終了後のTakahashi Americaの展示機材。このように梱包して地元に送ります。