スターベース東京のブログ

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NEAF2019の様子(タカハシブース)

続きましてNEAF2019でのTakahashi Americaのブースの様子をご紹介します。

 

 

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準備日の様子。

STARBASE80は今回が初アメリカ出展でした。他ベンダーの方々やお客様から、予想を超える高評価をいただきました。当製品はタカハシ製ではありませんが、それをお伝えしたうえで、皆様の意見はおおむね

・覗き穴式ファインダーは気軽な月惑星観望には便利でよい

・全体重量約6.2kgと大変軽量で驚いた

経緯台部分は頑丈(solid)で好感が持てる

・タカハシカラーなので好き

・以上を踏まえれば中国製の入門機よりも高価格な設定は問題にならない

と一致していました。

 

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FSQ-106ED。

FSQ-106EDには常に人だかりができていました。アメリカ版のカタログでは「フラッグシップ」とされているこの鏡筒は、(大型機に比べれば)広い写野を得られること、その全面で「砂粒を撒いたような」シャープな星像を得られることから、アメリカの天体写真ファンの間ではあこがれの鏡筒になっているようです。

 

 

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ブースの様子。

奥にあるのはTOA-130NFBです。眼視用としての中心像のシャープさはすでにアメリカの天体ファンには知れ渡っていますが、実機を触ってみてスライドフードの質感の高さに驚かれる方が多くいらっしゃいました。

左手前のFOA-60+EM-11。アメリカでは特に鏡筒が注目されています。FOA-60はコンパクトさと眼視像のシャープさを兼ね備えた高品位機種として、またエクステンダーを組み込んでFOA-60Qにしたとき「F15」という昔ながらのスペックになることが、多くのアメリカ天文ファンに注目されていました。

 

 

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タイムズスクエアでのゲリラ観望会。

NEAF1日目の夜は快晴だったので、タイムズスクエアで行われた観望会にTakahashi Americaとして協力しました。ビルが多く目が暗順応しないため、肉眼では星がひとつも見えない環境でしたが、なんとか望遠鏡の視野に明るい星を導入して見てもらえました。通りすがりの皆さんが狭い空を見上げて「こんなところでも星が見えるのか!」と驚いていました。なお警察等への事前申請は済ませてありました。