スターベース東京店は1995年10月1日の開店から25年が経ちました。
開店当初は4人から始めたお店で、その時から勤務している人間は私一人になってしまいましたが、今は若い子も多く入って6人体制になっています。
開店から間もない1996年冬に百武彗星が発見されて、瞬く間に明るくなり天文界が沸き立ちました。ただ、情報が少なく天文雑誌を頼りにタカハシP-2S赤道儀を持って撮影(もちろんフィルムカメラで!)に走り回っていました。
天候にはとても悩まされましたが、苦労の末に百武彗星の長い、ながい尾を見る事ができて「星好きでいて良かった!」と思った事を覚えています。
私が望遠鏡を欲しいと思い始めたのは1986年のハレー彗星接近でしたので彗星には特に思い入れがあるからかもしれません。
25年間、場所を変えずに営業して参りましたが店内はその時々で展示内容が変わっています。2000年当時の店内写真が見つかりましたのでご覧ください。ちょっと懐かしい機材があったりします。
望遠鏡や周辺アクセサリーは進化し続けますが、星好きの方々の気持ちは昔も今も変わっていないと思います。
「星を見るのは楽しい!」「星好きでいて良かった!」そんな気持ちを少しでも多くの方に持っていただければ、そのお手伝いが少しでもできれば嬉しいです。
我々スターベース東京のスタッフ一同、みんな星好き、星仲間です。
お客様と楽しみながら、時には教えていただきつつ、今後も新しい楽しみ方や便利な製品をご紹介して参りたいと思っております。
引き続きスターベース東京店をよろしくお願いいたします。
スターベース東京店 店長 池之上 武(いけのうえ たけし)