本日は明日からのNEAFのため、会場の準備を行いました。現地はあられが降っていてとても寒かったです。会場は大学の体育館で、ここに100を超えるブースが並ぶ予定です。
Takahashi Americaのブース設営もほぼ完了しました。明日は朝から夕方まで、たくさんのお客様が見えることでしょう。各ブースの様子は明日以降にご紹介いたします。
本日は明日からのNEAFのため、会場の準備を行いました。現地はあられが降っていてとても寒かったです。会場は大学の体育館で、ここに100を超えるブースが並ぶ予定です。
Takahashi Americaのブース設営もほぼ完了しました。明日は朝から夕方まで、たくさんのお客様が見えることでしょう。各ブースの様子は明日以降にご紹介いたします。
現地時間の4月6-7日にアメリカ・ニューヨーク州北部で開催される「NEAF2019」に新宿が参加してまいります。NEAFはNorth-East Astronomy Forumの略で、天体望遠鏡のエキスポとして世界最大級のイベントです。毎年この時期に同じ場所で開催されています。
天体望遠鏡やアクセサリーの最新事情をチェックするのがいちばんの目的です。Takahashi Americaのお手伝い(スターベースはタカハシ社員で運営しております…)もさせていただきます。現地の様子はできる限りこのブログにてご紹介したいと思います。
※本日は移動日でした。主翼先端のライトが強かったものの、上空からはなんとか夏の天の川を視認できました。
春分の日を過ぎて、夜明け前には東の夜空に夏の天の川が輝く時期になりました。夏の天の川周辺には「映える」対象が多く、眼視でも写真でも楽しみやすい季節になってきましたね!
さて、スターベース東京店では、これまで発注していたタカハシ鏡筒が入荷し、現在下記の鏡筒で在庫がございます。
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※いずれも若干数です。
※ネットショップの在庫表示はシステムの都合で「予約する」のままになっておりますが、3月25日の営業終了時には上記の鏡筒で在庫がございます。
ご購入をお考えの皆様、ぜひスターベース東京店をご利用ください!在庫状況は日々変動いたしますので、事前にお電話またはメールでお問い合わせいただけますと確実です。お待ちしております!
※2020年7月30日追記:上記画像の撮影光学系に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
FOA-60鏡筒はそのコンパクトさと眼視性能の高さから発売以来皆様にご好評いただいておりますが、他のタカハシ撮影用鏡筒よりもF値が暗いだけで、フラットナー0.93×併用時(焦点距離495mm F8.2)とエクステンダー1.7×R併用時(=FOA-60Q、焦点距離900mm F15)の写真のシャープさは目を見張るものがあります。FOA-60/60Qのスポットダイアグラムはこちらよりご覧いただけます。
そんなFOA-60の写真適正の高さを天体撮影に限らずさまざまな局面で活かしていただけるよう、先日スターベースオリジナルとしてラックピニオンの接眼体をBORGシステムに取り換えるための「M66→M57/60アダプター」を発売いたしました。
今回ご紹介する作例は次の画像のように接眼部をBORGに組みなおして行っています。
■FOA-60 + フラットナー0.93×
もとの接眼体(ファインダー込み)は約1.1kgですが、交換品のBORGシステムは約0.5kg。対物部の約0.7kgと合わせて全体重量約1.2kgと軽量です(EOSマウントの場合)。※フラットナー0.93×はスリーブを外して直接BORG[7000]にねじ込むため、スリーブは余ります。このリング構成では約15m~∞でピントが合います。
■FOA-60Q
同じく接眼体一式をBORGに交換した状態です。この状態で全体重量約1.45kg(EOSマウントの場合)で、高性能超望遠カメラレンズと比較すればかなり軽く仕上がります。このリング構成では約100m~∞でピントが合います。
まずは新幹線の作例です。東海道新幹線がトンネルから出てくる瞬間を捉えました。
RN様による作例です。当然のごとく色収差は実用上皆無。色乗りは淡泊ですが決してコントラストが低いわけではなく、微妙な色合いを確実に捉えています。運転手の表情もよく分かります。
こちらは飛行機の作例です。京浜島にて羽田空港より離陸する飛行機を捉えました。以下FOA-60/FOA-60Qによる作例はすべて落合哲宏様によるものです。
上の画像の中央やや左、500ピクセル四方を切り出したものがこちらです。「出口」の「出」の縦棒(1画目)は1ピクセルに収まっています。大気の影響をかなり強く受ける天体撮影とは異なり、地上の対象を撮るときにこそ、こうした高性能天体望遠鏡の本領発揮となるのかもしれません。
上述の「M66→M57/60アダプター」の登場により、手持ち撮影用高性能レンズとして活躍の機会が拡がったFOA-60 / FOA-60Q鏡筒。もちろん通常の接眼体に戻してからアイピースを接続すれば、収差のほとんどない大変クリアでシャープな眼視もお楽しみいただけます。
眼視用パーツを省略し、撮影に特化させたオリジナル「マルチフラットナー(MFL)撮影セット」ですが、大変ご好評いただいております
「FS-60CB MFL撮影セット」 税込¥130,000
に加えてこの度
「FC-76DCU MFL撮影セット」 税込¥187,000
も登場いたしました!
さらに、これらの鏡筒ではレデューサーとフラットナーの両方をお持ちになる方が多いことから、鏡筒と2つの補正レンズをセットにした
「FS-60CB Dual撮影セット」 税込¥177,000
「FC-76DCU Dual撮影セット」 税込¥235,500
もご用意いたしました!!眼視性能も高いこれらの鏡筒ですが、撮影にしか使わないという方はぜひこちらのセットをご検討ください!
スターベース東京ではこれまでもテレビューアイピースを取り扱っており、展示もしていた「ナグラーズーム 3mm~6mm」や「パワーメイト」「バロー」各種は多くのお客様にお求めいただいておりました。
これらに加えてこの度、テレビュー鏡筒(Made in U.S.A.)の取り扱いを開始いたします!店頭展示は「TeleVue-85(エイティーファイブ)」からスタートします。
「エイティーファイブ」はシンプルな2枚玉SDアポクロマート(焦点距離600mm、F7)ですが、焦点像は色付きも少なくシャープで気持ちの良い見え味です。そして、何といっても…!
この1:10デュアルスピードフォーカサーが標準装備なのが嬉しいです。ゴリゴリ感は全く感じられず(!)、たいへんスムーズにピント合わせが可能です。また、このデュアルスピードフォーカサーを使うと鏡筒側にかかる力も減るので、小型の経緯台に載せてもピント合わせ時にブレが少なく快適です。
純正鏡筒バンド(オプション)の底面は鏡筒前後方向に39.5mm間隔・1/4インチカメラネジ2点固定ですが、市販品やお手元のアリガタに店内で穴あけ加工をして取り付けるサービスも行っております!簡単にアリガタ化できるので嬉しいですね。なお、一般的なアリガタなら↓↓↓
標準付属のキャリーバッグにアリガタを取り付けたまま一緒に仕舞えるので、現地での設営や撤収も楽ちんです。
スターベース東京へお越しのさいは、ぜひ「エイティーファイブ」を見て触って(覗いて)お確かめになり、タカハシ製品とはまた違ったものづくりの精神を感じていただければと思います。なお、ネットショップ掲載も併せて(ゆっくりですが…)進行中です。また今後はテレビューの他のアイピースラインナップも店頭展示を増やしていきたいと考えておりますので、ぜひご期待ください!
◇概要
FSQ-85EDP("P"なしも同じ)に「レデューサーQE 0.73x」を併用すると、焦点距離327mm / F3.8 / イメージサークル44mmになります。F4を切る明るさとフルサイズ対応の周辺光量の豊富さが魅力です。さまざまに補正レンズを付け替えて、好みの焦点距離をシャープな像とともに実現できるのがこの鏡筒の大きな強みです。
周辺減光は直焦点やフラットナー焦点にくらべ大きめですが、減光の具合が「周辺でストンと急に光量が落ちるタイプ」ではありませんので、フラット補正が容易です。なお上のフラット画像で画像右側の減光はミラーボックスケラレによるものです。
本レデューサーの利点は「周辺像が肥大しない」ことです。倍率色収差(周辺の星の色ズレ)はありますが、色ごとに見れば星像はしっかり点に近い形を維持していますので、色ズレに関しては画像処理的に解決できます。
下の画像は撮って出し画像にLightroom「色収差の除去」を適用し、35mmフルサイズの左上300ピクセル四方を切り出したものです。この状態ではフルサイズ最周辺でも星像が肥大せず、若干の変形が認められるのみとなりますので、モザイク撮影にも好適です。