スターベース東京のブログ

スターベース東京のブログです。店頭の様子や機材情報を中心に書いていきます。不定期更新。

FC-100DZ発売のお知らせ!(7/20)

 

「FCシリーズの完成形」となるFC-100DZ鏡筒が本日発表となりました!くわしくはこちらをご覧ください。7月20日より発売となります。

 

現行の

FC-100DC (ファインダー込み税別199,000円)

FC-100DF(同 226,000円)

に対して 245,000円の価格設定です。スライドフード採用、眼視性能アップ(眼視ストレール比97.6%でFC-100DL以上)とのことです。こちらでも実機を入手でき次第、続報をお知らせしたいと思います!

 

 

【解説】ASIAIR+SkySafariを用いたタカハシ赤道儀のWiFiコントロール

これまでPCからの自動導入を基本としていたタカハシTemmaシリーズの赤道儀ですが、「ASIAIR」と「SkySafari」アプリを使うことでスマートフォンタブレットからも快適な自動導入ができるようになります。その具体的な手順についてご質問を多く受けますので、ここでご紹介させていただきます。現行(FG-)Temma2Zでのご紹介ですが、Temma2やTemma2Zなどでも同様に操作が可能です。

 

 

【用意するもの】

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赤道儀、ASIAIR、RS232Cケーブル、SkySafariをインストールしたスマホまたはタブレート(+電源装置)

※電源は赤道儀とASIAIRに差し込む直前で2分岐させるのが便利です。

 

 

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このような接続になっています。

 

 

【手順1】SkySafariの事前準備

 

1.SkySafariのインストール

  望遠鏡コントロール機能をもつ有料版「SkySafari Plus」または「SkySafari Pro」をインストールしてください。

 

2.各種設定

  SkySafariを起動し、次のように各種設定を進めてください。

 

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赤く囲った部分をクリックします。

 

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下にスクロールします。

 

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赤く囲った部分をクリックします。

 

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赤く囲った部分をクリックします。

 

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下のほうにある「Takahashi Temma2」を選択してから左上の「Setup」で元の画面に戻ります。

 

 

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このように「Scope Type」で「Takahashi Temma2」が選択されたことを確認してから、赤く囲った部分をクリックします。

 

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「Equatorial GoTo (German)」を選択してから左上の「Setup」で元の画面に戻ります。

 

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このような画面になっていることを確認してください。

 

これで事前準備は終了です。ここまでの操作は2回目以降は行う必要がありません。

 

 

 

【手順2】ASIAIRを起動しゼロポジションを同期する

 

1.ASIAIRをインストールし、電源・赤道儀と正しく接続して起動してください。

 

2.次のように操作を進めてください。

 

 

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初期画面で「Mount」を選び、下のほうにある「Takahashi Temma2」を選択してください。

 

「Enter」をクリックし先に進みます。

 

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次の画面で望遠鏡マークを選び「Telescope Settings」画面を開きます。そこで赤く囲った部分を選び、画像のようにTelescopeの欄を有効にします。

 

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するとASIAIRとTemma2赤道儀が接続されます。同じ画面を下にスクロールし、「Sync from Phone」を選択します。数秒待ってからその下の「Start」を選びます。

 

すると赤道儀が回転を始めます。周りにぶつかるものがないか、ケーブル類が引っ張られていないか注意して見守ってください。

 

赤道儀の回転が止まったら、クランプを一度緩め、【バランスウェイトが真下・鏡筒が真上】かつ【鏡筒が北を向いている】状態に合わせ、再度クランプを締めてください。

 

これでASIAIRの操作は完了です。ここからはSkySafariで赤道儀をコントロールします。

 

 

 

【手順3】SkySafariでの赤道儀コントロール

 

1.ASIAIRを起動したまま、画面を変えてSkySafariを立ち上げます。

 

2.

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下の望遠鏡マーク「Scope」をタッチしてからその上の「Connect」をタッチします。

 

3.

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すると画面上で、赤道儀北極星近くを向いている状態が反映されます。これで完了です。

 

4.

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あとはSkySafariのマニュアルに従って、自動導入をお楽しみください!

 

 

Mewlon-250CRSが常時展示品に加わりました

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EM-200ではバランスウェイト5kg×3個で搭載可能です!

 

多くのお客様よりご希望をお寄せいただいておりました、Mewlon-250CRS鏡筒が、このたび常時展示品の仲間に加わりました。実際のサイズ感、それぞれの架台に載せた時のバランス感などを店頭にてお確かめいただけます。

 

ご検討中の方もそうでない方も、ぜひお越しください!!皆様のご来店をお待ちしております。

 

QHYカメラの展示が大幅に増えました!!

 QHYCCD様のご厚意により、大量のカメラの展示品をさせていただけることになりました。これにともないQHY製品の取り扱いも拡大いたします!

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実物を見てみたいという方へ、ZWO ASIシリーズとの差やそれぞれの特長をまとめた資料をご用意してお待ちしております!まずは店頭だけですが、ネットショップへの掲載等は順次行ってまいります。

 

 

オリジナル屈折用バッグLとFC-100DC+経緯台SBセットについてのお知らせ

本日「屈折用バッグL」が発売になりました!

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TOA-130NSやTSA-120(N)などの大型屈折鏡筒がすっぽり入る「TAKAHASHI」ロゴいりのバッグです。

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TOA-130NSを入れたときのイメージ(ファインダーを付けたままでも入ります!)

着脱式の上下の間仕切りが付属していているのでSTARBASE80のような軽量な望遠鏡セットにもオススメです。

こちらも本日発売となった「FC-100DC + 経緯台SBセット」にもオプションでお得に追加可能となっています。

 

そのFC-100DC + 経緯台SBセット、何といってもその軽快さがウリで、鏡筒と架台を合わせても約7.3kg。これはEM-11赤道儀単体とほぼ同じ重さしかありません。

球状星団や系外銀河などの暗めの天体も惑星の観察も気軽に楽しみたい!」という方にお勧めできるのがこちらのセットです。

10cmF7.4の屈折望遠鏡でありながら組み立てたまま簡単に両手で持って移動ができるので、街中や見晴らしの良くない場所でも積極的に望遠鏡を出して見えるところまでちょくちょく移動しながら楽しむといった使い方ができます。 

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軽量コンパクトなFC-100DCの良さを引き出す軽量な微動付き経緯台セット

 

10cmフローライトアポクロマートのFC-100DCはメシエ天体などの明るい天体を一通り楽しめる光量はもちろんのこと、眼視優先に設計された高い高倍率性能で惑星の観察もこなせるオールマイティーさが魅力。

13cm級のニュートン式反射も同様の理由でお勧めできますが、組み立てて気軽にすぐ使え、かつコントラストが高く「美しい」屈折望遠鏡の像を楽しみたいという方にはぜひこちらのセットで楽しんでいただきたいと思います。

【ε-180ED】超速写&鋭像が魅力!天体望遠鏡界の「ゴーニッパ」

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しし座の三つ子銀河 2019年5月3日 福島県下郷町して撮影

 

◇概要

ε-180ED焦点距離500mm / F2.8の鏡筒です。副鏡(斜鏡)の遮蔽を考慮した実効F値は3.1ほどとなります。
ε-130Dに比べると2まわり近く大きく重いのですが、その圧倒的な速写性と隅々までシャープな像質の高さを評価され、発売以来多くの皆様にお使いいただいております。最近のカメラの性能向上によって「Fの明るさは必須ではない」時代になってきましたが、それでもやはりFの明るさがもたらす恩恵は確実に存在します。淡い対象を丁寧に撮る場合だけでなく、雲の流れる夜、各対象にあまり時間を割けない夜などには、実効F3.1のε-180EDが大いに活躍するでしょう。

 

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ε-180ED + Canon EOS6D(IR改造) ISO-2000 240s jpeg撮って出し

 

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ε-180ED + Canon EOS6D(IR改造) フラット画像(仮)

 

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ε-180ED + 実写画像(撮って出し)

※10年以上弊店にて展示している個体での撮影です。その間さまざまに使ってきましたが、光軸は一度も修正せず今回のテスト撮影となりました。

 

 

ε-180EDは星の収束が大変良いので、明るい星に出る十字の光条が最もはっきり見える位置で、明確にピントの山がわかります。また下記のようなメリットも感じます。

・星に色ずれや色ハロがほとんど見えないので、星を点として素直に表現できる

・星の占める面積が少ないので星々の背景にある構造がよく見える

・暗い星はしっかり小さく、明るい星は光条を伴って大きく写るので、星々の明るさ関係が写真に写る大きさにきちんと現れ、宇宙の奥行き感を感じやすい

・光条に星色が乗るので、HDR的手法を使わなくても星の色を表現しやすい(スパイダーを持つ光学系に共通して言えることですが…)

 

一眼レフデジタルカメラではミラーボックスのケラレが避けられず、PC白画面に筒先を当てるだけの簡易フラット補正ではこれをきれいに補正できません。フラット補正に関しては工夫が求められます。

鏡筒としてはかなりのシャープさを持っていますので、小型センサーの(そして、ミラーボックスのない!)冷却CCD/CMOSカメラを使った深宇宙の撮影にも活躍できるでしょう。たとえば本記事の作例で、マイクロフォーサーズ相当にトリミングすると

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マイクロフォーサーズ相当にトリミング

このくらいの画角を得られます。Fの明るさと隅々までシャープな星像を高次元に両立させたい方へ、ε-180EDはきっと大きな力になってくれると思います。

 

 

【ε-130D】小型・速写・フラットが合う!安定して結果を出せる黄色い鏡筒です

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はくちょう座サドル付近 2019年5月4日 福島県下郷町にて撮影

 

◇概要

ε-130D焦点距離430mm / F3.3の鏡筒です。副鏡(斜鏡)の遮蔽を考慮した実効F値は3.8ほどとなります。
実は眼視にも使えますがメインの用途はやはり天体写真です。εはさまざまな面で「暴れ馬」だと言われますが、このε-130Dは小型・コンパクトで光軸も狂いにくく、フラット補正も小口径屈折望遠鏡並みに容易で、実に使いやすい鏡筒だと感じます。持ち前の速写性と焦点距離の短さから、オートガイドなしでも星を点として写しとめられる可能性も高く、はじめての天体写真用機としても安定した成果を出していただける「身近な」存在になると思います。

 

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ε-130D + Canon EOS6D(IR改造) ISO-3200 300s jpeg撮って出し

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ε-130D + Canon EOS6D(IR改造) フラット画像

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ε-130D + Canon EOS6D(IR改造) フラット画像

 

実写してまず驚いたことが「フラットが簡単に合った!」です。PCのモニターに白画面を表示させ、そこに白い紙を1枚当てて鏡筒先端を押し当て、カメラ回転方向とピント位置は撮影時のままにして得たフラット画像が、ミラーボックスのケラレ箇所を含めほとんどピッタリ合い、まるで小型屈折鏡筒のフラット補正をしているかのように快適に画像処理に進むことができました。ε-130Dはフラット補正が(そんなに)難しくない!これは皆様にもお伝えしたい本製品の大きなアドバンテージです。

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フラット補正、コンポジット後の画像を160←黒、175←白で切り詰め。PC白画面を利用した簡易フラット画像でも、ミラーボックス(EOS6D)のケラレも含めてほぼ正確に補正できました

 

また、今回の撮影に用いた鏡筒は店頭で6年間展示していたものです。今まで何度も鏡筒バンド着脱・移動運搬をし、ミラーにもホコリが視認できるような状態での持ち出しでしたが、ご覧のとおり全面にわたりほとんど均一・シャープな星像が得られました。

ちなみに、この撮影時の光軸は

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本作例撮影時の光軸状態。

このような状態でした。光軸の追い込み具合と星像の関係の目安としてご参考にしてください。

※これは鏡筒を筒先が上を向くように立てて撮影したもので、接眼体や銘板の取り付けられた「正面」の向きから「まっすぐ」覗いた状態とは見た目が90度回転しています。

 

構造上、輸送等によって光軸がずれる可能性はゼロではありませんが、それでも元来イプシロンシリーズは頑丈な構造なので、心配は少ないほうです。

もし光軸がずれても/鏡面清掃の後は、本作例くらいの星像の状態でよければ、完全に厳密に光軸を追い込む必要はありません。※もちろん、さらに光軸を追い込んで、星の形の均一性を高めることもできます!

 

 

反射系特有の「星の色乗りの良さ」(十字の光条へ色がにじみ出るので星色の表現をしやすいように思います)、実効Fでも4を割る明るさ、それにEM-11にも搭載可能な軽量コンパクトさが魅力のε-130D鏡筒は、天体写真を撮りたい皆様にお勧めできるトータルバランスに優れる製品です!