スターベース東京のブログ

スターベース東京のブログです。店頭の様子や機材情報を中心に書いていきます。不定期更新。

(3/25)タカハシ鏡筒・即納機種が増えました!!

春分の日を過ぎて、夜明け前には東の夜空に夏の天の川が輝く時期になりました。夏の天の川周辺には「映える」対象が多く、眼視でも写真でも楽しみやすい季節になってきましたね!

 

さて、スターベース東京店では、これまで発注していたタカハシ鏡筒が入荷し、現在下記の鏡筒で在庫がございます。

 

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FS-60CB

FS-60Q

FOA-60

FOA-60Q

FC-76DCU

FC-76DC対物ユニット

FC-100DC

FC-100DF

FSQ-85EDP

TSA-120

TSA-120N

TOA-130NS

M-180C

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※いずれも若干数です。

ネットショップの在庫表示はシステムの都合で「予約する」のままになっておりますが、3月25日の営業終了時には上記の鏡筒で在庫がございます。

 

 

ご購入をお考えの皆様、ぜひスターベース東京店をご利用ください!在庫状況は日々変動いたしますので、事前にお電話またはメールでお問い合わせいただけますと確実です。お待ちしております!

 

 

 

【FOA-60+FL/FOA-60Q】鉄道と飛行機の作例です

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FOA-60 + FL0.93× + SONY α7R II (ISO-640 1/800s)

 

FOA-60鏡筒はそのコンパクトさと眼視性能の高さから発売以来皆様にご好評いただいておりますが、他のタカハシ撮影用鏡筒よりもF値が暗いだけで、フラットナー0.93×併用時(焦点距離495mm F8.2)とエクステンダー1.7×R併用時(=FOA-60Q焦点距離900mm F15)の写真のシャープさは目を見張るものがあります。FOA-60/60Qのスポットダイアグラムはこちらよりご覧いただけます。

 

そんなFOA-60の写真適正の高さを天体撮影に限らずさまざまな局面で活かしていただけるよう、先日スターベースオリジナルとしてラックピニオンの接眼体をBORGシステムに取り換えるための「M66→M57/60アダプター」を発売いたしました。

今回ご紹介する作例は次の画像のように接眼部をBORGに組みなおして行っています。

 

 ■FOA-60 + フラットナー0.93×

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接眼体をBORGシステムに交換。

もとの接眼体(ファインダー込み)は約1.1kgですが、交換品のBORGシステムは約0.5kg。対物部の約0.7kgと合わせて全体重量約1.2kgと軽量です(EOSマウントの場合)。※フラットナー0.93×はスリーブを外して直接BORG[7000]にねじ込むため、スリーブは余ります。このリング構成では約15m~∞でピントが合います。

 

■FOA-60Q

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FOA-60Q(接眼体をBORGに交換)

同じく接眼体一式をBORGに交換した状態です。この状態で全体重量約1.45kg(EOSマウントの場合)で、高性能超望遠カメラレンズと比較すればかなり軽く仕上がります。このリング構成では約100m~∞でピントが合います。

 

 

まずは新幹線の作例です。東海道新幹線がトンネルから出てくる瞬間を捉えました。

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FOA-60Q + SONY α7R II ISO-6400 1/1600s

RN様による作例です。当然のごとく色収差は実用上皆無。色乗りは淡泊ですが決してコントラストが低いわけではなく、微妙な色合いを確実に捉えています。運転手の表情もよく分かります。

 

 

 

こちらは飛行機の作例です。京浜島にて羽田空港より離陸する飛行機を捉えました。以下FOA-60/FOA-60Qによる作例はすべて落合哲弘様によるものです。

 

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FOA-60 + FL0.93× SONY α7RII ISO-400 1/2000s

 

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上の画像の500ピクセル四方切り出し

 

 

上の画像の中央やや左、500ピクセル四方を切り出したものがこちらです。「出口」の「出」の縦棒(1画目)は1ピクセルに収まっています。大気の影響をかなり強く受ける天体撮影とは異なり、地上の対象を撮るときにこそ、こうした高性能天体望遠鏡の本領発揮となるのかもしれません。

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羽田空港から離陸する旅客機を狙います

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FOA-60Q(BORG換装)。重心が安定するので手持ちでも楽だそうです

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タイミングが揃うと月を横切るように写せます

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FOA-60 + FL0.93× SONY α7RII ISO-320 1/2000s

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FOA-60Q SONY α7RII ISO-1600 1/1250s

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FOA-60Q SONY α7RII ISO-1600 1/2000s

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FOA-60Q SONY α7RII ISO-1600 1/2000s

 

上述の「M66→M57/60アダプター」の登場により、手持ち撮影用高性能レンズとして活躍の機会が拡がったFOA-60 / FOA-60Q鏡筒。もちろん通常の接眼体に戻してからアイピースを接続すれば、収差のほとんどない大変クリアでシャープな眼視もお楽しみいただけます。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「MFL撮影セット」ラインナップが増えました!

眼視用パーツを省略し、撮影に特化させたオリジナル「マルチフラットナー(MFL)撮影セット」ですが、大変ご好評いただいております

FS-60CB MFL撮影セット」 税込¥130,000

に加えてこの度

FC-76DCU MFL撮影セット」 税込¥187,000

も登場いたしました!

 

さらに、これらの鏡筒ではレデューサーとフラットナーの両方をお持ちになる方が多いことから、鏡筒と2つの補正レンズをセットにした

FS-60CB Dual撮影セット」 税込¥177,000

FC-76DCU Dual撮影セット」 税込¥235,500

もご用意いたしました!!眼視性能も高いこれらの鏡筒ですが、撮影にしか使わないという方はぜひこちらのセットをご検討ください!

 

テレビュー鏡筒の展示・取り扱いを開始いたします!

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小型ながら重厚感を感じる仕上げです

スターベース東京ではこれまでもテレビューアイピースを取り扱っており、展示もしていた「ナグラーズーム 3mm~6mm」や「パワーメイト」「バロー」各種は多くのお客様にお求めいただいておりました。

これらに加えてこの度、テレビュー鏡筒(Made in U.S.A.)の取り扱いを開始いたします!店頭展示は「TeleVue-85(エイティーファイブ)」からスタートします。

 

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「エイティーファイブ」はシンプルな2枚玉SDアポクロマート焦点距離600mm、F7)ですが、焦点像は色付きも少なくシャープで気持ちの良い見え味です。そして、何といっても…!

 

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この1:10デュアルスピードフォーカサーが標準装備なのが嬉しいです。ゴリゴリ感は全く感じられず(!)、たいへんスムーズにピント合わせが可能です。また、このデュアルスピードフォーカサーを使うと鏡筒側にかかる力も減るので、小型の経緯台に載せてもピント合わせ時にブレが少なく快適です。

 

純正鏡筒バンド(オプション)の底面は鏡筒前後方向に39.5mm間隔・1/4インチカメラネジ2点固定ですが、市販品やお手元のアリガタに店内で穴あけ加工をして取り付けるサービスも行っております!簡単にアリガタ化できるので嬉しいですね。なお、一般的なアリガタなら↓↓↓

 

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標準付属のキャリーバッグにアリガタを取り付けたまま一緒に仕舞えるので、現地での設営や撤収も楽ちんです。

 

スターベース東京へお越しのさいは、ぜひ「エイティーファイブ」を見て触って(覗いて)お確かめになり、タカハシ製品とはまた違ったものづくりの精神を感じていただければと思います。なお、ネットショップ掲載も併せて(ゆっくりですが…)進行中です。また今後はテレビューの他のアイピースラインナップも店頭展示を増やしていきたいと考えておりますので、ぜひご期待ください!

 

 

【FSQ-85EDP+レデューサーQE0.73×】F3.8&周辺まで崩れない星像が魅力!

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オリオン座三ツ星付近 2017年2月28日 ニュージーランド・レイクテカポ湖畔にて撮影

◇概要
FSQ-85EDP("P"なしも同じ)に「レデューサーQE 0.73x」を併用すると、焦点距離327mm / F3.8 / イメージサークル44mmになります。F4を切る明るさとフルサイズ対応の周辺光量の豊富さが魅力です。さまざまに補正レンズを付け替えて、好みの焦点距離をシャープな像とともに実現できるのがこの鏡筒の大きな強みです。

 

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FSQ-85EDP + RD + Canon EOS6D(IR改造) ISO-1600 420s jpeg撮って出し

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FSQ-85EDP + RD + Canon EOS6D(IR改造) フラット画像

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FSQ-85EDP + RD 実写画像(撮って出し)

 

周辺減光は直焦点やフラットナー焦点にくらべ大きめですが、減光の具合が「周辺でストンと急に光量が落ちるタイプ」ではありませんので、フラット補正が容易です。なお上のフラット画像で画像右側の減光はミラーボックスケラレによるものです。

本レデューサーの利点は「周辺像が肥大しない」ことです。倍率色収差(周辺の星の色ズレ)はありますが、色ごとに見れば星像はしっかり点に近い形を維持していますので、色ズレに関しては画像処理的に解決できます。

下の画像は撮って出し画像にLightroom色収差の除去」を適用し、35mmフルサイズの左上300ピクセル四方を切り出したものです。この状態ではフルサイズ最周辺でも星像が肥大せず、若干の変形が認められるのみとなりますので、モザイク撮影にも好適です。

 

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FSQ-85EDP + RD 「色収差の除去」後の35mmフルサイズ左上300ピクセル四方

 








 

 

【RedCat51 f/4.9】展示&取り扱いを開始いたします!

 

巷で話題になっているWilliam Opticsの「RedCat51 f/4.9」ですが、この度スターベース東京店でも展示と取り扱いを開始いたしました!現在は展示機のみ・ご予約受付中ですが、製品出荷が開始となりましたら店舗在庫も持ちたいと思っています。

 

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フード格納時はわずか22cm弱。コンパクトでかわいい筒です

写真用コンパクト鏡筒としてはすでにタカハシ「FS-60CB」やビクセン「FL55SS」がありますが、これらも展示をしていますのであわせて見比べることができます。実物を見てみたい!という方はぜひお越しください。

本体価格79,000円(+税)で、M48カメラマウントが別途必要になります。

 

 

 

【FSQ-85EDP+エクステンダーED1.5×】高性能680mmでクローズアップを狙おう!

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ばら星雲 2018年12月11日 長野県・野辺山高原にて撮影


 

◇概要
FSQ-85EDP("P"なしも同じ)に専用の「エクステンダーED1.5×」を併用すると、焦点距離680mm / F8.0 / イメージサークル44mmになります。

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FSQ-85EDP + EXT + Canon EOS6D(IR改造) ISO-3200 360s jpeg撮って出し

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FSQ-85EDP + EXT + Canon EOS6D(IR改造) フラット画像

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FSQ-85EDP + EXT 実写画像(撮って出し)

 

フラットナー併用時と同様に、エクステンダー併用でも35mmフルサイズの全域にわたり均質で精密な星像が得られます。フラットナー併用時とは異なり倍率色収差(周辺部の星の色ズレ)が認められますが、各色に対しては星像はしっかり円形を保っていますので、たとえばLightroomでは「色収差の除去」に✔を入れるだけ(本当にワンクリックです!)で、下の画像のように倍率色収差を取り除き、隅々まで均質で色ズレのない像を得ることができます!

 

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FSQ-85EDP + EXT 実写画像【色収差を除去】

 

FSQシリーズの最小モデルながら星に色ハロがほぼ全く発生せず、端正で緻密な色表現が可能なFSQ-85ED(P)。直焦点はもともとAPS-Cまでのセンサーを考慮した設計ですが、レデューサー・フラットナー・エクステンダーの3種の焦点距離では全ての場合で35mmフルサイズの周辺までご満足いただける像を得られることと思います。

海外遠征に持ち出せるほど軽量コンパクトでありながら、天体写真機として妥協のない仕上がりです。